「ファザーレス 〜 父なき時代」
（1999年7月23日、渋谷ユーロスペースにて）
評判がすごいので、観てきました。
開場前、列に並んでいるとき、佐藤忠男さんの姿があったので、
こういうのも観るんだなあと思っていたら、
後で彼は日本映画学校の校長先生だとわかりました。
この映画は日本映画学校の卒業制作(がもと)なのでした。
見終わったら、企画・主演の村石さんの姿もありました。
小柄で可愛いかんじの子でした。
それにしても、よくこんな映画作ったなあ、と思います。
カメラというのは不思議な力を持っているのでしょうか？
色んな隠されていた(話さないでいた)ことが、どんどんでてくるのです。
村石さんの実の父親は、状況劇場のスターだった大久保鷹に似た、
不良っぽいいい男ですし、義父は、全く対照的な性格なのですが、
この人がなんと小学１年で家出して一人で暮らしたというすごい人です。
このときの話はすごく可哀想な話でした。ちょっと泣けてしまいました。
……これ以上の感想はちょっと書きにくいのでやめておきます。
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