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面積・角・長さ

Dはuv平面の中の領域であり、p:D → R3 は ある曲面のパラメータ表示であるとします。

この曲面の面積 A は次の積分で与えられます:

    A = ∬D| pu×pv |du dv

| pu×pv |du dv を dA とかき、 面積要素と呼びます。

| pu×pv | は √(EG-F2) と等しいので、

    dA = √(EG-F2) du dv

    A = ∬D√(EG-F2) du dv

と表現することもできます。等式

    | pu×pv |2 = (EG-F2)

は曲率を計算するときにも役立ちます。

実際に面積を計算するときは(必要ならばDを適当な領域に分割してから)

    ∫cd{∫g(v)f(v) | pu×pv |du }dv

    ∫ab{∫g(u)f(u) | pu×pv |dv }du

のような累次積分に変形して行います。


演習


プリントNo.3の問題をいくつか解きました。