ラヴソングのメインページからの続き

このページは上記のページの続きです。ストーリーについて言及していますので、 これから始めて映画「ラヴソング」を御覧になる方は、決して読まないで下さい。 改行をたくさんつけておきます。








































しかしその後シウクワンは故郷の恋人との結婚を選択し、またレイキウも 貧しい生活に耐えられず(という訳だけではないのですが)、 ヤクザもののパウの女になってしまいます。

その後、ふたりで再出発しようと決心することもあるのですが、運命の女神に じゃまされすれちがいを続けます。他のなにものからも自由になって、 ふたりが再会するのは、テレサ・テンの急死のニュースを告げる、ニューヨークの 中古テレビ屋のウインドウのテレビの前です。

そしてスクリーンは最初のモノクロのプロローグのシーンに戻ります。あれれ 最初と全く同じじゃないの、と思っていると最初のシーンでは見えなかった、 シウクワンの座席の背もたれの裏側に座っていた人物が、今回は見えてきます。 そこにいたのは希望に胸をふくらませて香港にやってきたレイキウだったのです。

同じ列車で(しかもそんなに近くの席で)香港にやってきた二人が 10年という時の流れの後にようやく結ばれるというこのラストはなかなか 泣かせました。出会えたときのレイキウの笑顔もよかったです。 これでマギー・チャンが大好きになってしまいました。

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