[2001年度]

Perl入門


メモ帳(notepad)で「名前をつけて保存」を選ぶ場合、 単に

hcal.pl」だとか 「cal200112.html

などと名前を指定すると、 実際には

hcal.pl.txt」だとか 「cal200112.html.txt

などのように 「.txt」という拡張子が付いてしまい、 混乱のもとになります。 これを避けるためには、ファイル名をダブル・クオーテーション 「"」で囲んで、

"hcal.pl"」だとか 「"cal200112.html"

のように記述して下さい。


「スクリプトをWebページにのせるにはどうしたらよいですか?」 という質問を受けます。Perl のスクリプトをそのままコピーして <PRE> と </PRE> とで囲めばいいような気もしますが、 これではうまくいかない場合があります。 HTML の規則では 「&」 と表示させるには、 「&amp;」 と入力としなければならなかったり、他にも 「<」や 「>」は、それぞれ 「&lt;」、 「&gt;」と入力しなければいけないのです。 なぜならばこれらの文字はHTMLにおいて特別な意味を持っているからです。 手作業でそのような修正を行うのが面倒ならば次のようなスクリプト (txt2html.pl)を作って

    jperl txt2html.pl hcal.pl > hcal.txt

などとして hcal.pl から、新しいファイル hcal.txt を作り、 それを適当な場所に貼り付ければよいでしょう。

txt2html.pl
#!/usr/bin/perl
print "<pre>\n";
while(<>) {
    s/&/&amp;/g;
    s/</&lt;/g;
    s/>/&gt;/g;
    print;
}
print "</pre>\n";

ちなみに上のスクリプトは次のように入力して表示しています:

<pre>
#!/usr/bin/perl
print "&lt;pre&gt;\n";
while(&lt;&gt;) {
    s/&amp;/&amp;amp;/g;
    s/&lt;/&amp;lt;/g;
    s/&gt;/&amp;gt;/g;
    print;
}
print "&lt;/pre&gt;\n";
</pre>

なお、上のようにするのは面倒だという人は、hcal1.pl のようにして、単にリンクをはっておけば十分です。