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開集合・内点
定義:(X,d) を距離空間、U を X の部分集合とする。
U が (X,d) の開集合 ⇔ ∀x∈U に対し ∃ε>0 s.t. N(x;ε)⊂U
上の定義の右辺の後半部分だけを取り出すと次の定義になります。
定義:(X,d) を距離空間、A を X の部分集合、x を A の点とする。
x が A の内点 ⇔ ∃ε>0 s.t. N(x;ε)⊂A
この言葉を用いると、開集合は次のように説明できます:
U が (X,d) の開集合 ⇔ Uの任意の点がUの内点
任意の距離空間 (X,d) において、以下の部分集合は開集合です:
- 空集合 φ
- 全体集合 X
- N(x;ε) ただし、x∈X, ε>0