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弧長パラメータによる表示

何回でも微分可能な曲線 p= p(t) (a≦t≦b)が与えられており、 常に |p(t)| > 0 と仮定します。
  1. 弧長パラメータ s を

        s(t) = ∫at|p(u)|du

    で定義します。
  2. この関数は単調増加なので、逆関数を持ちます。 それを t=t(s) と表します。
  3. t=t(s) を 代入することにより p を s の(ベクトル値)関数と思うことができます。 それを p(s) で表します。
  4. s による微分を ’(ダッシュ)で表します。p’(s), p”(s) などが計算できます。

以下の例で、弧長パラメータによる表示を実際に求めてみました。
  1. p(t)=(2t-1, 3t+5)  (2≦t≦4)
  2. p(t)=(3 cos t, 3 sin t)  (0≦t≦2π)




演習

上と同様のことを次の曲線で行いました(小テスト)。
   p(t)=(et, 2et)  (1≦t≦2)