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空間の曲線の曲率と捩率
5月22日の講義で空間曲線の曲率について学びました。 今回はその続きです。補講の復習の後、 空間曲線の捩率(ねじれ)τについて解説しました:
τ(s) = -b’(s)・n(s) (・は内積です)
曲率や捩率は弧長でないパラメータtによる表示が与えられているときでも、計算は可能です(演習プリントNo.2)。さらにフルネ・セレの公式について学びました:
e'(s) = κ(s)n(s) n'(s) = −κ(s)e(s) +τ(s)b(s) b'(s) = −τ(s)n(s)
演習
演習では、曲線 p(t)=(cos t, sin t, t) (0≦t≦2π) について、 曲率や捩率の計算を2種類の方法で計算を行おうとしました。 残念ながら時間切れになってしまいました。