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岡山理科大学内の「にゃんこ」の写真を以前載せましたが、 同じ場所に最近オブジェが増えているのに気づきました。 こびとさんとかぼちゃだとか……、意味不明な石灯籠だとか……、 クリスマス用の飾り物だとか……。 工作センターの方が飾られているんだと思います。 朝、これらをみるとなんとなく楽しい気持ちになります♪ (2008.12.21) |
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12月17日に松山北高等学校で「数学」の高校内ガイダンスをしてきました。 大学の広報の方から、駅と高校の間はタクシーを使ってくださいと言われていましたが、 昼食は電車の中ですませており1時間近く時間があったし、 天気がとてもよくて暖かだったので、歩いていくことにしました。 めざす高校はJR松山駅からだとちょうど城山の裏手になるので、まず城山公園をめざしました。 駅からまっすぐ東に歩くとすぐにお堀にぶつかります。それを渡ったところが城山公園。 堀沿いに土手があって見晴らしがよさそうでしたので、登ろうかなと思ったとき、 土手の下の道沿いになにやら妙な木が一本……。登るのをやめてその木に近づいてみると、 なんと穴が開いているではありませんか! 一体どうしてこんな風になったのでしょう。 人為的なものなのか、それとも自然にこうなったのか……。不思議です。 枝分かれしたものが上でなぜかひっついてしまったようにも見えます。 公園の管理の方は、この穴を利用して木の説明のパネルをコイル状のひもで吊しておられました。 こりゃあ確かに便利です。 裏からも写真を撮りましたが、逆光で暗くなり、よく写らなかったのが残念。 デジカメではなくて携帯だったのでフラッシュがたけず、残念でした。 数学では「可縮」な(つまり、一点に縮まる)一次元の図形を「木(ツリー)」といって、 「木」は当然「可縮」なのですが、これは「非可縮な木」の実例ですね(笑)。 古い木で洞が開いてそれが突き抜けて非可縮になったものはよくあります。 人工的なものもいっぱいあります。 例えばオーフスの大学の宿舎近くのこの芸術作品なんかもそうです: [aar031.jpg]。 W. Browder 先生の離婚前のプリンストンの家の近くにもたしか一本あったような気がします。 (2008.12.21) |
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12月17日、神戸の新開地劇場に劇団花吹雪の公演を観に行きました。 朝、岡山を7:49発の新幹線で出発。新神戸から地下鉄で湊川公園へ! 新開地劇場にはすでに年配の女性の方々が何人も開場を待っておられました。 受付のまわりはシャッターがおりているので、その外で待ちます。 9時にシャッターが上がるので、あらかじめ並べられていた丸椅子に順に座り、 11時の開場を待ちます。女性陣はひとりを残してお茶に出かけられました。 そのお一人も寒さに耐えかねて、ひなたぼっこ。我々だけが残ったので記念撮影 (一番上の写真)。 9時過ぎに、昨年顕ちゃんの手を握っておしゃべりしておられた方が登場! ぼくたちの次の椅子に座られました。この人は、普通、指定席を取るんですが、 それでも朝早くから並ぶんだそうで、ほんとに感心します。前日(土曜)は風が強く とても寒い日だったせいか、8時に来てもまだ誰もきていなかったとのこと。 (ちなみに、7日は、8時にきた方が4番だったそうです。風がなくて助かりました。) この日は見に来るつもりはなかったのに、朝起きたらお孫さんが、「今日は三河家諒さんが ゲストでくるのに行かないの」という意味のことを関西弁で言われたので、 飛び出してこられたそうです。 そのうちぼちぼちお茶から帰ってきた常連の方々のおしゃべりの面白いの何のって! ほんとに漫才を聞いているようです。ここに再現できないのが残念です。 昨年、いっぱい前売り券を持っていて必要な人に売ってあげておられた女性は、 近頃それをやっておられないとのこと。開場ぎりぎりになって来られましたが、 去年よりちょっと年を取られたかな……という感じでした。 さて、7日は2枚目の写真にもあるように、三河家諒さんという女優さんがゲストで、 芝居は「残菊物語」。前篇・後編にわけて合計2時間という大作でした。 最後は泣けました。三河家諒さんの舞踊は見事でした。 手を左右に広げると気が舞台に充ち満ちるという感じ……と書けば想像がつくでしょうか。 花吹雪の若手とは違う踊りを堪能しました。
舞台の画像は別ページを作りましたので、そちらをご覧ください:
この日は芝居が長かったため、舞踊ショーが一時間しかなく、あきなちゃんや かおりちゃんの踊りはありませんでした。そのかわり、カツラをつけていないあきなちゃんを 見ることができました。左、一番下の写真は送り出しのときのあきなちゃんです。 (2008.12.8) |
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11月22日、23日の2日間、中庄の川崎医療福祉大学で 「第11回 全国シェルターシンポジウム 2008 in おかやま」が開催され、 ぼくもかみさんと参加してきました。ぼくの一番の目的は 映画雑誌シネマジャーナルの宣伝のため、 ブースを出してチラシ配布や バックナンバー販売をすることでした。 もうひとつの目的は、 全国女性シェルターネットの事務局の遠藤智子さんにお会いすること! 実は、遠藤さんはレスリー・チャンのファンで、シネマジャーナルにも 多くの記事を書いておられるのです。 かみさんはこのシンポジウム実施の事務局となった「さんかくナ」ビの関係者ですが、 今回は直接は関わらず、一般参加です。 かみさんの方の一番の目的は、ぼくも普段お世話になっている市場恵子さんに お目にかかること! なので一日目の分科会は市場さんが進行役の分科会に登録してありました。 ぼくは一日目、学科の方の行事があったため、とりあえず、ブースだけ準備して、 岡山市内へ戻り、夕方からの交流会のみ出席でした。ブースを準備していたら、 市場さんが覗きに来られたので、早速かみさんを紹介! 実は市場さんとかみさんは 1年間を同じ大学のキャンパスで過ごしているのです。つまり同窓生。 一日目の様子はいろんな方のブログにすでに掲載されているようですが、 谷口よりこさんのブログエントリーには、市場先生の勇姿も載せられていました(^^)v。 交流会では何百人もの人がいましたが、ひょっとしてこの人? という直感がぴたりと あたり(って言うか、映画祭で会ったことがあるのかなあ?)、遠藤さんを 見つけることができました。うん、やっぱりさすが……という雰囲気でした。 でも予想よりずっとお茶目な感じの可愛い方でした(どんな人を想像してたんだ! というツッコミは勘弁してください)。 で、ですね、色んな余興があったのですが、モンゴルの歌と踊りがとってもよかったのです。 踊るときの笑顔がとてもステキでした。 思わず前に近づいて携帯で写真を撮りました(左の写真1枚目と2枚目)。 そして、踊りの時の音楽がなんとごくごく最近買ったばかりのCDに入っていたのと 同じ曲(歌手は別)だったんです。 サビの部分が日本の馬追唄にも通じる哀愁のあるいい曲です。 そのCDというのはウヨンタナさんという中国内モンゴル出身の方のもの。 うちから徒歩3分のところにあった Disc Trans というCDショップの閉店セール(!)で 購入した『ホルチン』『天の壁』の2枚です。帰ってから聞いてみたら『天の壁』の 7曲目「モンゴル人」という曲でした(間違えている可能性がなきにしもあらずですが…)。 今日はずっとこのCDを聴いています。癒されます。ウヨンタナさんは日本に留学され、 結婚されましたが、この2枚のCDを出されたあとご主人を白血病で亡くされ、 哀しみのあまり歌えなくなり中国に戻られたそうです。 (>>空想家のひとりごと「歌わないモンゴルの歌姫−−ウヨンタナさんのこと−−」) さて肝心なシネジャの販売ですが、無料でお配りした15冊(だったかな?)は全部 無くなりましたが、有料のものは21冊のうち5冊のみ売れました。 少ないと言えば少ないけれど、とても嬉しかったです。 多分遠藤さん関係者が協力してくださったものもあるのではないかと推測しています。 今回最も印象深かったのは森田ゆりさんという方です。 最近岩波新書で「子どもへの性的虐待」という本を出しておられます。 この方が無茶苦茶かっこいいんです。ほれぼれ。 頼もしい〜。 参加して良かった〜(ってそれが感想かい>自分)。 ちなみに、下のハンカチの芸術を手がけたのがこの大学の医療福祉デザイン科の先生と 学生さんだとか。あ、そして今回のシンポジウムのシンボルマーク2種類をデザインしたのも この学科の学生さん(松岡さん・鈴江さん)でした。交流会で紹介がありました。 (2008.11.24) ※ 後日、かみさんが「さんかくナビ」の事務所から「STP!!DVせんべい」 を貰ってきました。甘くておいしかったです。 そうそう、子供の頃、せんべいといえばこういう甘いものしか知りませんでした。 後に醤油味の固いせんべいを食べたときは、ほんとにびっくりしました。 |
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昨日(11/19)の朝、通勤のため岡山県立美術館の裏の道を自転車で走っていたら、 「ん?!」なんか風景が違うのです。左の一番上の写真の高くなった部分の赤い色が 朝日に当たってとても明るく見えたんです。で、よ〜く建物をみてみると…… なにやらパッチワークみたいなかんじのもので、建物が覆われているではありませんか! これは見逃すわけにはいきません。 通勤の道からそれて、美術館に沿った道へと自転車を進めました。 とりあえず自転車を駐めて、携帯のカメラであちらからパチリ、こちらからパチリ。 小さい布きれは無地のものもあれば、絵の描いているものもありました。 一体全部で何枚あるんでしょう! ともかくこれだけのものを作るのはとっても大変そうです。 それほど美しいものではないんですけど(失礼)、風景が変わるのはとっても面白いと思いました。 いつまで飾られるんでしょうか。雨が降ると、汚くなっちゃうのかな……。ちょっと心配。 お近くの方はぜひご覧になって下さい。 今朝みたら、布がまた増えていたようでした! 最後はどうなるのかな。 楽しみです。今日、作業している人と直接話をされた方があって、 それによると、正式展示(というのかな?)は来週からになるとのこと! どうか雨が降りませんように! (2008.11.20) ※ 22日には完成したらしいです。 新聞記事によると15万枚のハンカチが使われているとか! (2008.11.24) |
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9月の広島清水劇場公演の後、小倉に行ってしまった劇団花吹雪が11月になって、 四国にやってきました。そこで早速出かけてみました。 岡山に引っ越してきてから、四国の本土に渡るのは初めて! 四国健康村最寄りの駅は宇多津(うたづ)というところ。瀬戸大橋を渡って最初の駅です。 普通でのんび出かけてみました。この日は生憎の天気模様。今にも降ってきそうです。 駅から歩いていて最初に目にはいるのが、一番上の写真の金色のタワー。 曇っているのであまりよく写っていません。これ一体何なんでしょう。 このタワーを左に見ながら歩いていくと……花吹雪の幟が見えてきました(写真2枚目)。 駐車場にはけっこう車が停まっています(3枚目)。 中に入って、早速入場券を購入し、指定席があるか訊きました。 なんと昼の部はほんの数枚しか残っていません。 ずいぶん端の方ですが、前から3列目の席を確保。席と言っても実はイスがあるわけではなくて、 番号のついた座布団が5列にわたってしきつめられているだけなんです。 全部で100人ちょっと分になります。 その後ろは自由席で、こちらは食事ができるように座卓があります。 並んで自由席の中央の一番前をゲットした方がよく見えるかもしれません。 ま、それはともかく、夜の部の指定も一緒に買いました。 こちらは最前列、ほぼ中央! 指定席を確保したので、とりあえず風呂に入りました。 昼の部の始まるのは1時半。着いたのは10時半ぐらいでしたから、 時間はたっぷりありすぎ。いくらなんでもそんなに風呂に入ってはいられないので、 ほどほどにして、あとは早めに昼食をとって、休憩室で文庫本を読んで時間をつぶしました。 連れがあると間が持てるかもしれません。 さて、昼の部は最初が芝居。そのあと歌と踊りのショーとなります。 あわせて2時間ぐらいですから、普通の劇場のときより短くなります。 夜の部はショーだけで、7時から8時の一時間です。昼のショーとは内容が異なります。 この日の芝居は「お富与三郎」。 次のショーのオープニングは真ちゃんと京ちゃんの民謡メドレーでした(5枚目)。 交替での早着替えもあって見応え十分! 踊りの写真は別ページに載せましたのでそちらをご覧ください。 ラストはDVDや生で何度も見た「次郎長富士」でした。 一応、送り出しはあるんです(写真7枚目)。 DVDやカレンダーを売っていた京ちゃん、あきなさん、かおりさんの3人の 写真を撮りました(写真6枚目)。あきなさん、可愛いですね〜。 夜の部のラストは黒田節でした。 (2008.11.3) |
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10月15日、新見高校に理学部ガイダンスで出張でした。 朝、大学で市場恵子先生の「人間と社会」の授業を受けた後、出かけました。 この日は一応ネクタイをしてきちんとした姿で出席したので、 市場先生がびっくりされたらしいです。ぼくでも、 一年に何回かこういう姿になるときもあるのです。 わが家ではこれを「七五三」と呼んでいて、例えば、 「明日は七五三なんだ」みたいに使います。 さて、ぼくは、新見に行くのはこれが初めて。 ちょうどこの一週間前に新見高校に行かれた市場先生から、 少しお話しをうかがっていたので、とても楽しみでした。 新見の駅から新見高校まではそれほど遠くなかったし、天気もよかったので、 ぶらぶら歩いていくことにしました。 途中、高梁川のそばの道沿いになかなか感じのいい建物があったので、 記念に写真を撮りました(左、上から2枚)。 中島ビルという名前がついています。あとで、検索してわかったのですが、 これは昔、郵便局だったのだそうです(昭和6年建築)。2枚目の写真の一番下部、 入り口の右脇に丸い飾りのようなものがあって、その中に〒の記号が書いてあるんです。 詳しくは 懐古浪漫館 というサイトの中に入って、「★岡山」のリンク先から 新見市 をクリックしてみてください。 その下の写真は高梁川です。中島ビルの前あたりはけっこう岩が多くて面白いです。 さて、ずんずん歩いていくと、橋を渡ることになるんですが、そのあたりから パトカーが停まっていたり、おまわりさんがいたりでなにやらものものしい雰囲気。 なにか事件でもあったのかと聞いてみると、なんとこの日は年に一度の「土下座まつり」の日で、 これからそこを行列が通るんだとのこと! なんだかわからないのですが、ともかく橋をわたって商店街に入ると、 各店の前には左の写真4枚目一番下部や5枚目にあるような砂の山(上に塩がのせてある) が作られ、その後ろあたりには座布団やシートが敷かれているではありませんか。 紅白の幕も飾られています。この砂の山を「立て砂」というのだそうです。 上手な立て砂、ちょっと雑な立て砂があって、形も色々です。あとで片付けやすいように、 ビニールや紙の上に作ってあるようです。崩れないように水がしみこまされていますが、 一部の立て砂は上の方から次第に乾いていっているようでした。 下にも立て砂の写真を3枚、載せておきます。 もっとずんずん進んでいくと、だんだん人が多くなってきました。 また一般の人用の「拝観席」も用意されているようでした(左写真上から6枚目)。 7枚目のように出発地点に近いところほど人が多くなってきます。 8枚目の写真の場所はなんと「Dogeza Free」! なんかことばの使い方が間違っているような気もしないではないですが(笑)。 のんきに写真を撮っているときには、 近いミライにどんなとんでもない事態が自分を待ち受けているのか全く予期していませんでした。 まつりの名称とまわりの様子でとっくに気づいていなければならなかったのに! そうなんです。土下座まつりというのは昔の大名行列を再現する祭りで、 町の人々は「土下座して」その行列が通り過ぎるのを待たなければならないのです ……というのは大げさで、頭を下げる人はいないんですけど、立ってちゃあいけないんです。 行列の先頭の二人が「下に〜下に」の声をあげながらやってきます(写真9枚目)。 手にはなぜか青竹を持っています。立っている人を殴るんでしょうか(^^;。 うまれつき権威に弱い軟弱者のぼくは、ひえ〜っと思って腰を低くしてしまいました。 このときダッシュで元の方向に逃げ帰ればよかったのに! 一旦、行列が通りかかってしまえば、なにしろ「土下座まつり」ですから、 身動きが難しい!!!!! でもそれでは、新見高校への集合時間に間に合わなくなってしまうではありませんか。 や、やばい……。 間隔をあけてゆっくりやってくる行列にやきもきしてしまいました。 籠を持って寄付金を集める人がきたので、仕方なく、もっていた小銭で600円寄付! 大出血です(笑)。 さて、大名行列とは全く関係なさそうなおみこしまで何台も出てきたので、 もう終わりらしく、ようやく、まつりから脱出することができました。 あとで駅前で撮った行列の解説を下に載せておきます。 無事、ガイダンスを終えて、一度駅まで戻りましたが、待ち時間があったので、 高梁川の河原を散歩しました。土手の斜面がコンクリートの壁になっていて、 所々に色んな作品が飾ってあります。 「こいこいパーク」というらしいです。花札とは関係なくて、「鯉」の「こい」だそうです。 で、新見というのはなぜか鬼の町らしく、鬼に関係したものがたくさんありました。 左にいくつか写真を載せておきます。 下は、新見駅の地下通路で撮った「土下座まつり」のポスターです。 いやあ、不思議なものを見てしまいました。ラッキーだった……んですよね、きっと(笑)。 (2008.10.16) |
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東京に出張中なので、十条の篠原演芸場に市川千太郎劇団の公演を観に行ってきました。 飛狼さん、(白)さん、お二人のおかげで、おにぎり券つき前売り券で入場できました。 おにぎり、とってもおいしかったです。ありがとうございました。 十条というのは多分はじめて降りた駅です。 十条駅の北側と東十条を結んでいる十条中央商店街の真ん中にあります。 左の写真1枚目にあるように、この道は「演芸場通り」とも言うようです。 面白い店もありました。2枚目は大衆割烹のお店の本来なら食品サンプルのはいっているような ショーケースになぜかフィギュアや小物がいっぱい!という写真です。 経営者の趣味なんでしょうね! で、3枚目が目指す篠原演芸場です。予想してたよりずっと綺麗。最近改装したんでしょうか。 千太郎さんはほんとににぎやかで、表情もくるくる変わりました。 楽しい人ですね。この日は芝居の「牡丹灯籠」で始まり、口上・休憩の後、 歌と踊りのグランドショーです。 踊りや歌の写真を何枚か下に載せておきます。 (2008..) |
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下に書いたように9月17日に呉に行きました。広島まで新幹線で、 そのあと呉線で少し戻るようなかたちになります。 広島に行くのなら劇団花吹雪を見逃すわけにはいきません。 朝、夜の部の整理券を貰って(4番でした)、呉に行き、用事が済んでから、 広島の清水劇場に行きました。左の上の2枚は朝のうちに撮影したものです。 一枚目は劇場に上がるエレベーターです。2枚目は外に出ている案内板です。 ポスターに「今、売れてます」というステッカーが貼ってありました(^^; 劇場は3階ですが、1階はポルノ映画館、2階は喫茶とゴルフ練習場です。 花吹雪の人が練習しているところを目撃できるかも(笑)。 3枚目は清水劇場とは関係ありませんが、広島駅の近くで撮ったものです。
夜の部のチケットは5時25分ぐらいに売り出されます。
5時くらいから3階に上がって待ってました。劇団の若手が普段着でどんどん前を通ります。
嬉しいですね〜。みんな金髪です。 一番下は京ちゃんの送り出し画像です。 (2008.9.21) |
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9月17日、呉宮原高校というところで理学部ガイダンスをしてきました。 45分の話を2回しました。対象は1・2年生。時間的に余裕があったので、呉に着いてとりあえずゆめタウンで軽く食事をすませて、 海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」(左の写真・一番上)と 「大和ミュージアム」を外から眺めてきました(中に入る時間はありませんでした)。 「てつのくじら」っていうのはつまり潜水艦なんです。大きかったです! 「大和ミュージアム」は赤煉瓦風の建物です。外に展示してあるのは大和ではなくて 「戦艦陸奥」の大砲とかスクリューです(写真2枚目・3枚目)。 概形が鉄パイプで示してありました。こちらは思ったより小さいですね! 叔父が船乗り(機関士)だったせいで大型タンカーなんかに乗せて貰ったことが あったせいでそういう印象を持ったのかも。 それとも実物でなくて「枠」だけ見たせいかもしれません。 とはいうもののスクリューは大きかったです。 ぼくが子どもの頃少年雑誌(月刊も週刊も)戦争関係の特集がいっぱいでしたね。 戦艦とか戦闘機とかそういうのは人気があったんです。みんなプラモデルを作ったりしてました。 そういえば、木で潜水艦を作って鉛をつけて重くし、 簡単なゴムひもとスクリューで動かして遊んだりしました。 ちょっとかっこわるいんだけど、側面に「ひれ」を つけて角度を適当に前傾させると、進むにつれて沈んでいくようにできました。 あまりぐずぐずしてもいられないので、高校に向かいましたが、途中、 美術館のある通りには、両側に彫刻などが並んでいました。一番面白かったのは 呉市民広場側にあった走るビリケン(嘘です)の像(下の写真↓)。 壁を突き抜けて走ってきて反対の壁の中に突っ込んでいます。 蛙もよたよた後をついて行ってます。
もう一つ目をひかれたのが左写真4・5枚目の彫刻。作者は空充秋(そらみつあき)さん。
検索してみると……ああ、あの「平成之大馬鹿門」騒動の方ですか(笑)。
面白い。大馬鹿門は今兵庫県にあるんですね! いつか行ってみたいです。
>>
おごしき山登山
空山登山
昨年亡くなった父は戦争末期、鳥取県の由良育英中学というところの生徒だったのですが、 鳥取県にはあまり工場がなかったので、この呉に学徒勤労動員で来ていたようです。 あまりいい思い出はなかったらしく、話を聞いたことはありませんでした。 (2008.9.21) |
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劇団花吹雪がやっと西に戻ってきました。9月は広島・清水劇場で公演です。 ちょうど広島出張があったので、仕事が終わってから夜の部を観てきました。 仕事がけっこう早く終わったので5時すぎの開場までの時間つぶしに天満屋に入ったところ、 催事場で「ハワイアンフラダンスショー」というのをやっていました。 いくつも踊りを観ましたが、恋の踊りが溜息が出るほどよかったです。 思わぬ拾いもの(失礼!)でした。すごくゆっくりした動きが官能的。 家族や知人が観に来ているのが嬉しいような恥ずかしいような、そんな表情が、 まさに恋する女性のような感じで、誰かに自分のためにこんな踊りを踊って貰ったら 幸せだろうなあと思うと、ちょっとセンチメンタルな気分になってしまいました。 ハウオリーズ・マサコ・アケタ・フラ・スタジオのサイト からあちこちの教室が見つかりますね!(岡山市にはなんとふたつもスタジオが!) 好きな男性の心を射とめたいときはこれ効きそうですよ〜。 さて、今回はマイミクのぼたん☆さんに整理券をとってもらい、 ぼたん☆さん・そのお母さんと3人で観ました。 この日は椅子席前から3列目までは指定席でしたが、 我々はその前に敷いてあるマット席に座りました。 ここに座るには、入り口左の売店の人に座布団を1枚100円で借りてそれを マットに置いて座ります。椅子席の指定は500円だそうですから、こちらのほうが 前で観れるし、しかも安くてお手頃です。 左側一番上の写真が我々3人の座布団です。ぼくは階段のそばに座りました。 オープニングは若手6人(男3女3!)の踊り。女性の新人さんがいました。 京ちゃん(小桜京)がぐんと成長していて、かけ声も小気味よかったです。 若いってすごいですね(写真上から2枚目)。 ミニショーのラストは春之丞さんの「地上の星」でした。よかった〜。 芝居は「人情紙風船」。ラスト近くまではずっと喜劇。で、最後にぐっと盛りあがります。 泣くほどではないですが。 第3部・歌と踊りのグランドショーは京ちゃんと真ちゃんの踊りで始まりました (写真、上から3枚目)。 で締めは五人花魁。なぜか何度も観ているのですが(月半ばの日曜日によくいくせいか?)、 動きが少ないものの写真は撮りやすいです。 で、最後、一旦幕が降りるものの、すぐまた幕があがり五人の撮影タイムになりました。 送り出しの替わりなのだそうです。なので、京ちゃんと握手できませんでしたが、 あきなちゃんとはしっかり握手して「水曜日にまた来ます!」と伝えることができました。
この日、150枚ぐらい写真を撮りましたが、その中からあと20枚ちょっとを別ページに載せておきます:
(2008.9.15) |
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9月8日(月)〜9月12日(金)の五日間、山口県を廻ってきました。 遊びではなくて、高校訪問をして進路の先生に岡山理科大学の宣伝をするためです。 広報のKさんに同行という形なので、ほとんどおんぶにだっこ状態ですが、 それでもハードな5日間でした。全部で60校を廻りました。 2晩目は下関に泊まって何枚か写真を撮りました。 まず左の一番上は、夕日のあたる 海峡メッセ下関です。 そびえ立っているのは海峡ゆめタワーです。 夕食を終えてもう一度戻ってみるとライトアップが始まっていたので、 もう一枚撮ったのがその下の写真です。携帯での撮影なので期待していませんでしたが、 まあまあきれいに撮れました。最近は、デジカメを持ち歩くことがめっきり減ってしまいました。 ホテルのロビーに、「下関ロケ地マップ」というA4×4枚分の冊子があったので、 眺めていると、映画「チルソクの夏」のロケ地がホテルのすぐそばにあるのを発見。 早起きして散歩することにしました。「チルソク」というのは韓国語で「七夕」のこと。 1977年7月7日(7づくし!)に開催されたプサンと下関の親善陸上競技大会で知り合った 長府高校の生徒郁子と韓国の少年(安くん)が来年もまた会おうと 七夕にかけて約束をするが……という話です。 ちなみに、この冊子には他に「出口のない海」「風の外側」「四日間の奇蹟」 「カーテンコール」「長州ファイブ」「ヘレンケラーを知っていますか」などの作品が 取り上げられています。 結局いつも通り朝6時に起きて、散歩に出かけました。まず、茶山通りという 郁子の家の近くの商店街に行きました。当然店はみな閉まっています。 郁子も朝早く、この通りを新聞配達していました。道の両側に並ぶ店の後ろは 石垣が組まれ、ちょうど上から4枚目の写真のように、絶壁のようになっています。 ここはちょうど店がなくなって駐車場になっているのでそれがよくわかるのです。 並んでいる店の間にところどころ石段が作られています(上から5段目のように)。 映画で何度も出てきたのが、その下の写真の場所。 これは茶山通りを北側から撮った写真です。 帰宅してからDVDで確認すると、もう少し寄って撮していました。 さて、その下の2枚の石段は茶山通りから東に登る石段です。 郁子は新聞配達でこの石段を登っていました。石段の一番下あたりに 住居表示が「長崎新町12」となっています。映画では、郁子が 安くんにトイレットペーパーに口紅で住所を書くシーンがあるんですが、 そこでは彼女の家は「長崎新町25−18」となっていました (実在の番号かどうかは知りません)。 もう少し北の方という設定です。 あらかじめ調べていたら、郁子の家も見つかったかもしれません。残念。 それから質流れのギターらしきものの飾ってあった店もこの商店街にあったはずなのですが、 そのことを思い出さなかったので気づきませんでした。 茶山通りを元の場所に戻り、次はそのすぐそばの豊前田(ぶぜんだ)商店街を 覗いてみました。ここの裏通りは飲み屋街になっていました。 早朝なのでもちろん静かでした。郁子の父親(山本譲二!)がここで流しをしていました。 夏木マリと山本譲二が店先で話をする場面があるのですが、 映画をチェックしていかなかったので、全然どのあたりかわかりませんでした。これも残念! 豊前田商店街のメインの通りから北にはいっていくと展望広場へと登っていく道があります。 左一番下の写真はそこから撮った早朝の海峡ゆめタワーです。海もちらっと写っています。 さて、郁子の父親を演じた山本譲二は下関の早鞆高校の出身です。火曜日に廻ったとき、 高校の玄関の前に創立九十周年記念の石碑「飛躍」の写真を撮りました。 それが下の写真です。石碑の裏側には「山本譲二寄贈」と彫られています。 その右は、道路のあちこちに見つかる下水の蓋。ふぐのデザインです。 ふぐを取り囲んでいるのはひらがなの「し」でしょうか……。 なお、水曜日には、まず郁子の親友真理(上野樹里!)のボーイフレンドの通う 豊浦高校と郁子たちが通う長府高校を廻ってから、宇部方面に移動しました。 (2008.9.13) |
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はじめて金沢に行きました。カメラを忘れたので、携帯で撮影したものを少し載せてみます。
左の最初の2枚は
金沢21世紀美術館です。
全体が丸い形をしています。ちょうど
「ロン・ミュエック展」という面白い展示を
やっていました。まるで巨大なビリケンみたいな新生児の像('A Girl')が強烈
(> Wikipedia--ロン・ミュエク)。 |
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有名な兼六園にも行きましたが、なにしろ朝の8時頃でも無茶苦茶暑いので、 歩いていられません。早々に退散しました。隣の金沢城に行ってみると、 本丸跡の森のようになっているところは涼しくて快適でした。 色んな場所に石垣が残っています。よく見るとなかなか面白いです。 下の一番左は隙間なく並んでいますが、一部石の欠けたところに小石がはさまっていますね。 近寄ってみると(左から2枚目)……ハート型の小石に相合い傘が書いてありました(^^)。 |
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金沢といえばやっぱり泉鏡花。 泉鏡花記念館 にも行ってきました。小さいですが、色々な展示があります。第一展示室の初版本は、 本当に美しい本ばかりで、溜息がでます。 販売コーナーに「鏡花本・装丁美の世界」という図録があったので購入しました(500円)。 ネットでも購入できます。 左は、泉鏡花記念館の斜め向かいにある久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう) という神社です。鏡花が子ども時代に遊んだ場所だそうです。 はいるとすぐ右に鏡花の俳句の書かれた石碑が建っています。 このあたりの様子はほっと石川・旅ねっとの 泉鏡花散策コースの地図や解説を読むとよくわかります。 坂道散歩(金沢市主計近辺)--地図Z の地図の方がわかりやすいかな……。 ぼくは、なにしろ暑かったので、 この神社や坂の下の主計町(かずえまち)あたりだけを歩いてみました。 久保市乙剣宮の境内から裏の暗がり坂(暗闇坂)を降りて主計町にいたるのが由緒ある(?) 歩き方のようですが、一本東の「路地坂」(暗がり坂と対応する名前もあったと思いますが忘却!) の方から降りてみました。主計町の路地を経由して今度は暗がり坂を上ると、 そこは神社の境内です。 大きなけやきの木がありました。 主計町は料亭街になっています。上の写真、一番右が浅野川沿いの道になります。 やたら軽トラックがならんでいますが、どうも先日の洪水の後始末の工事の車のようでした。 聞いてみたわけではないのでわかりませんが……。 (2008.8.10) |
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シネジャの「白」さんが、ぼくのために京ちゃんにサインを貰ってくださいました。 白さんが撮影した舞台写真を印刷して、 十条の篠原演芸場での公演の送り出しの時に京ちゃんにサインをお願いしてくださったのです。 左の写真がそのときの証拠写真。下を向いているのでよくわからないのですが、 なんか春之丞さんによく似ている気がします。右が、そのサイン入りの写真です。 「京」っていう字は大きくかかれていてよくわかります。 というか、横に長い線は「桜」の木偏の横棒と女の横棒も兼ねているのかな? これは家宝にします。って、死んだら捨てられるでしょうけど(^^;。 「白」さん、ありがとうございました! (2008.7.15) |
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東京にいっていたかみさんが、 浅草木馬館でシネジャ の「白」さんから託された春之丞グッズを岡山に持って帰ってきました。 早速、職場に持って行き、ポスターはホワイトボードに貼り付け、 春之丞クロックは、本棚に立てかけました。 パソコンに向かうとホワイトボードの春之丞さんが見えるし、 机に向かうと本棚の春之丞さんが見えるというわけです。 これを機に少し部屋を片付けて、いい環境の中でバリバリ仕事したいなあ! (ディスプレイの上のスキャナーの乗っている棚には、実は、 書類が山積みになっていたんですが、写真を撮るんで、さすがに片付けました。 まあ、使ってない椅子の上に移動しただけなんですが……) (2008.5.28) |
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京都大学数理解析研究所の研究集会に出席してきました。ある日、昼食のあと、 今出川通りを歩いていたら「コミック・ショック!」という古本屋があったので、 ぶらっと入ってみました。いつからあったのか知りませんが、初めて入りました。 一通りぐるっとまわって、何かいいDVDでもないかな? とビデオ・DVDのコーナーにいくと、な、な、な、なんと、 「任侠外伝 玄海灘」のVHSが800円で売られているではありませんか! これはぼくが学生の頃、当時状況劇場にいた遠藤くんに人が足りないからと頼まれて、 エキストラをやった映画なのです (>> こんなものがありました・2007)。 当時、一度だけ見ましたが、自分の出番は一瞬で、確認できませんでした。 これは買わないわけにはいきません。 自宅にビデオデッキがないという問題はあるのですが、 まあ、それは後で悩むことにして、即、購入しました。 という訳で、まだ未見なので、テープの具合など全然わかりませんが、 いつの日か見るのを楽しみにしています。 (2008.5.28) |
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岡山理科大学に移ったときの最初のゼミ生の一人・難波里恵さんに誘われて、 倉敷の Piano Hall AVENUE というお店にジャズのライブを聴きに行きました (渡辺文男+佐々木悌二+吉田桂一+鈴木道子)。 難波さんが前座で歌うのを聴くのが目的でしたが、ジャズのライブも楽しかったです。 今まで何回か倉敷に行きましたが、いつもカメラを持って行ってなくて、 取り損なっていた風景があったので、ライブの場所を確認した後、 そちらにまわりました。 その途中に「いがらしゆみこ美術館」があったので、これも一枚撮っておきました。 「キャンディ・キャンディ」は面白かったですね。売ってしまいましたが。 アイビー・スクエアをぐるっとまわって、大きい道路に沿って駅方面に歩いていくと…… 見えてきました! 屋根の上にずらっと並んでいるのは、 名前こそ知りませんが、世界で一番有名なあの犬(?)です。 この風景を見たら、夕坂童子もびっくりでしょうね(オッとネタばれ?)
この建物は写真をご覧になるとわかりますが、
1階は「アンティークモール」という古道具屋さんで、
2階が「倉敷貯金箱博物館」となっています。
博物館の表現では「ビクター犬」ってなっていますが、ちゃんとした名前はないのでしょうか。 「夕坂童子」では勝手に「ビクター」と名前をつけてましたね。 で、上の山陽堂のサイトをよく見るとQ&Aのページに 「ニッパー君」という名前が書いてありました。 ビクター・JVCのサイトにも説明がのってました: http://www.jvc-victor.co.jp/company/profile/nipper.html 余っているニッパー君をお持ちの方は、ぜひこのお店に売ってあげてください。 101匹集めるのが目標だそうですので。 さて、ニッパー君たちを通り過ぎて美観地区に戻ると、3月に出来た新しい博物館が!! 「星野仙一記念館」です。先日の長野での北京オリンピック・聖火リレーのときに 使われたトーチとユニフォームも展示されているようですが、 中には入りませんでした。 休憩所で休んだ後、まだ時間があったのでぶらぶらしていると倉敷公民館の前に、 なにやら妙なものが……。これは流政之に違いないと思って近づくと、 やっぱりそうでした。題名は「KURASHIKIMON」。1969年の作品。 むりやり倉敷風(?)に作った感じで特によい作品ではない気がしますが、 まあ、ファンですので写真に撮りました。 こちらに、 ぼくと流氏のツー・ショットが載せてあります。 そのあと、「アベニュー」に向かいました。 難波さんと会うのは久しぶりでした。とても元気そうでした。 彼女の歌うときはちょっとこちらも緊張してしまいました。 実は彼女が歌うのを見るのはこれが初めてだったのです。 とっても綺麗な歌でした。 昼間からビールはちょっと……と思って、最初はコーヒーを飲みましたが、 ジャズの演奏で気持ち良くなって、ついついビールも飲んでしまいました。 (2008.5.11) |
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先日大学内を歩いていたときにゃんこの置物をみつけました。 最近おかれたのか、それとも前からあったけど気づかなかったのか、 どっちなんでしょう……。何本かヒゲが抜けてるのがご愛敬。 最後の写真でわかるように、道ばたのちょっとした花壇の中に置いてあります。 岡山理科大学の方、どこの写真か、わかりますか? (2008.5.2) |
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今年も、唐組大阪公演『夕坂童子』を観に行きました。昨年と同様の日帰り旅行です。 大阪公演は4月25日・26日・27日の三日間。 大阪最終日の27日(日曜日)にでかけました。 この日、岡山で松元ヒロさんのソロ・ライブがあったのですが、残念ながらパス。 来年はうまく日程が調整できるといいなあ。 YouTube: 東京舞台通信 唐組「夕坂童子」唐十郎 (TokyoMX)岡山を8時58分発のひかりに乗り、現地(なんばの元精華小学校)についたのは、 10時半にならない頃。午後1時の整理券発行までまだ2時間半以上あります。 当然まだ誰も並んでいません。 精華小劇場のスタッフらしき女性がほうきで掃除をしているだけ。 入り口の鍵は開いていましたが、扉が閉められているので、 その外で待つことにしました。掃除をしていた女性が、 中のベンチで待って構わないとおっしゃるので、お言葉に甘えて中に入り、 ベンチで待つことおよそ1時間。やっと次のお客が! さらに20分ぐらいして、もうひとり。 我々の次に並ばれた方は、前夜もご覧になったとのこと。 26日は、仕事の都合で12時半頃にしか来れず、 そのときは50人ぐらいすでに並んでいたとのお話しでした。 一番前で見たかったので、この日は早く来られたようです。 来年は岡山出発を1時間遅らせても大丈夫な感じ。 ここにメモっておきます。 ぽつぽつと来られるお客さんたちを整理しながら (まあ、この年になれば仕切ってもいいんじゃないかな)待っていましたが、 さすがに1時近くなると20人以上に増えました。 整理券をゲットした後、551蓬莱でごま団子などを買って立ち食いし、 地下鉄で、新世界へ! 前日予習した「ココニイルコト」と同じで御堂筋線・動物園前駅から 環状線のガード下をくぐり、怪しいビデオ・DVDの露天など横目で見つつ、 ジャンジャン横町へ。さすが日曜日、ものすごい人出です。 人気の串かつ屋はどこもすごい列ができています。 「くいだおれ太郎を通天閣に!!」のポスターも目撃。 せっかくだから串かつを食べようと、並ばなくても入れるお店を選んで、 昼ご飯にしました。味はまあまあでしたが、店の中がとっても騒々しいのには 疲れてしまいました。 食事の後は朝日劇場へ。 恋川純弥の公演の第二部が終わっていて割引料金になっていたので、入場。 一番後ろの丸椅子の空いているのに座って観ました。 遠かったせいで、表情があまり見えず、イマイチでした。 ミニお芝居で「一本刀土俵入」をやってました。 連れ合いは横で熟睡していました。 その後は、浪速クラブへ。ちょうど送り出しの時間でしたが、 こちらもお客さんが山ほど出てきました。 3月にも朝日劇場でお見かけした大衆演劇ファンの某酒場のママさん(?)も目撃。 その後、日本橋の裏道を経由し、道具屋筋を通ってなんばに戻り、 ついでに北上して道頓堀で「くいだおれ」前で写真撮影。 ものすごい人だかりでした。 耳をすましていると、香港の若い女の子らしき広東語も聞こえました。 ラーメンを軽く食べて、精華小劇場まで戻り、開場を待ちました。 ざっと集まったお客さんは200人(前夜は400人ぐらいいったらしいが、 300人程度という説も……)。 テントの周りにイルミネーションもつき、気分が盛り上がります (左の写真は実際よりも少し明るめに写っています)。 丸山厚人のお母さん(?)らしき人も目撃! 芝居の感想は後日別ページに書きますが、 一番印象深かったのは、 若手女優の多田亜由美さんが、すっごくきれいになっていたこと! この人、今まであんまり気にしていなかったんですが(すいません)、 今回は目を瞠りました。せりふもたっぷり。 三夫人(三婦人?三腐人?)のひとりとして大活躍でした。 すっかり、ファンになりましたです。 なんか、中島みゆきが若くなったような感じっていったらいいのかな…。 今回の芝居「夕坂童子」はとっても短くて、8時40分頃には終わりました。 地下鉄の駅にダッシュして、新大阪から21時09分ののぞみに乗って、 10時すぎには岡山駅まで帰り着きました。 楽しい一日でした。 (2008.4.28) 下の2枚は、3月26日に撮影した元精華小学校グラウンドです。 左の写真の一番奥、自動販売機の手前にベンチがあります。 それに座って整理券の発行を待ちました。
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劇団花吹雪は3月、大阪新世界の朝日劇場で公演中です。 運良く、3月17日に和歌山に出張になりました。 旅費は日帰りの分しかでませんが、 前日の16日に大阪に泊まって花吹雪の舞台をみることにしました。 最後にみたのは12月の末、神戸の新開地劇場でした。 ほぼ3ヶ月ぶりくらいになります。 朝日劇場のサイト: http://www.hashimototochi.co.jp/ 昼の部には間に合いませんでしたので、送り出しだけでもみようと3時頃から 朝日劇場のまわりで待機。なにやら見覚えのある女性も、同様に待機中。 その時に撮ったのが上の2枚です。すぐ右隣には新世界日活というポルノ館があり、 入り口は共通。入ったところに朝日劇場用の整理券発行機がおいてあります(4枚目)。 昼の部の整理券の発行は午前9時から。開場は10時半で、2階にあるゲートから 番号順に入場します。開演は12時です。 また、夜の部の整理券の発行は午後2時から、開場は4時、開演は5時です。 ちなみに当日券は1700円。前売券は1500円です。 予約されている席には背もたれに名前の書かれた紙がかけられ、 座席には座布団がおかれています。中央通路と下手側の花道に挟まれた4列は普通の予約、 中央通路より上手側が劇団予約または団体予約、というふうに別れています。 予約は300円かかります。普通の予約は劇場で、団体予約は電話でできます。 花吹雪の場合、劇団友の会にはいれば劇団に電話して予約をとることができます。 予約だけでほとんど席がうまってしまう場合もあるので、土日に観劇の場合は予約が必須です。 ただ無茶苦茶込み合うときは、通路などに丸椅子を並べてくれるので、整理券番号が早ければ 前の方で観ることもできます。 3時15分頃に上演が終わり、送り出しです(写真5枚目〜8枚目)。 この日のラスト・ショーは5人花魁ですので、皆さん、とっても豪華な衣裳での送り出し。 とっても重いらしいですね。春之丞さんの白い衣裳は特にきれいです。 頼めば握手だってしてくれますし、写真も撮らせてくれます。 一緒の写真を撮る人がかなりあります。 出てきたお客さんたちに混じって、ぼくたちのように待ちかまえていた人たちや 通行人もみんな立ち止まるので一帯はすごい混雑になりました。 ファンもなかなか立ち去らず、なんと30分近くこの状態が続いていました。 休日でなければ、こんなに込み合うことはないです。 3月24日(月)の送り出し画像も一枚載せておきました。 京ちゃんです(背景がちょっと気になりますね・笑)。 人が少ないと、落ち着いて写真を撮らせて貰えます。 購入したDVDなんかにサインもして貰えます。 春之丞さんはいつもサイン用のマーカーを用意しておられるから、 自分で持っていなくても平気です。勇気を出して頼んでみましょう (混雑時は無理)。 さて、新世界で一番有名なのはなんといっても通天閣! 休日には長い列ができます。 そして、通天閣にのぼるとそこにあるのが、あのビリケン。 まあ登らなくても、新世界のあちこちに大小さまざまなビリケンがおいてあるので それを眺めるだけでも十分。そして、なんと今年は「ビリケン様生誕100周年」なんだそうで、 あちこちに旗やのぼりがありました(写真:下から4枚目)。 「串かつ振興会」って書いてありますが、このあたりは串かつ屋だらけですね。 ジャンジャン横町の有名店には無茶苦茶、人が並んでいます。 よく待てるものだと感心してしまいます。そんなにおいしいのでしょうか。 並ぶ気力はおきません。 もうひとつの名物はホームレスの方々。隣接する動物園のそばの通路はブルーシートの家や、 カラオケ店で有名でしたが、いつのことだったか、きれいさっぱり追い払われてしまいました。 でも、まだまだ生き延びている姿を見かけます(写真:下から5枚目)。 でもこの写真のような路上に寝るのはちょっと危なすぎるんではないでしょうか。 写っている車は、客待ちのタクシーの列の中の一台です。 それから、朝日劇場の近くに「のぶぱん」という派手な外見のパン屋があります。 23日に観たときに、朝日劇場のお客さんがここのスイートポテトパイがうまいと 推薦していました。後で食べてみましたが、なかなかおいしかったです。 ひとつ120円でした。最近値上がりしたのだそうです。 芝居を観る前に、このあたりでパンを買ってはいるとよさそうです。 近くにコンビニがあるので、もちろんそこでもOK。 有名観光地ですから、もちろん外人観光客も見かけます。 下から4枚目は日の丸の旗を目印にした、団体さんでした。 この位置でとまって、巨大ビリケンと写真を撮ったり、 通天閣を撮ったりしていました。 また、このあたりには他の劇場や映画館があります。 8月には浪速クラブという大衆演劇の劇場で花吹雪の公演がある予定です。 また新世界東映という映画館では古い映画をやっているようです (写真:下から2枚目)。古いポスターが、ファンにはたまらないのでは ないでしょうか。 そのポスターのまわりに自転車が何台か放置されていましたが、 一番手前のものは、どう考えても乗れないようなしろものでした。 誰も片付けないのかなあ。今度来たときも、まだあったりして……。 さて、16日の夜の部、ぼくは予約席の真ん中にぽっかり残った 4列目花道際のいい席を運良くゲットできました。そして、 翌週学会で大阪に来る予定があったので、23日〜26日、 四日分の席をしっかり予約しました。 昼間は近畿大での学会、夜は朝日劇場で花吹雪、という非日常的な世界を楽しんできました。 芝居やラスト・ショーは以下の通りでした:
花吹雪写真集 舞台詳細 ところで、昨年12月の新開地に引き続き、 またまたすごいおばあちゃんを目撃してしまいました。 というかもろに隣の席になってしまいました。某月某日、ぼくの席は2−2 (前から2列目、花道からひとつおいて2番目の席)でした。 その花道そばの2−1の席は開演間近になっても空席でした。 2−3の席の女性が、2−1の席に来る人を知っているかと尋ねてきました。 予約席には予約した人の名字が書いてあるのです。知らないと答えると、 2−1に来るのは有名な人らしいのです。色んなものをくれようとするから、 貰ってはいけない、と言われました。貰ってしまうと公演中に色々話しかけてきて 芝居がわからなくなってしまうんだというのがその理由でした。 そして、途中出入りが激しいので、とっても迷惑なんだとのこと。 で、開演直前、大量の荷物を持った高齢の女性(以下、おばあちゃんと呼びます)が、登場。 ぼくは立ち上がって中まで通してあげました。 おばあちゃんは床に紙を敷いて、大きな紙袋をいくつか置きました。 それでも膝に置く荷物もあって、ぼくに向かって何やら頼んできます。 一瞬よくわからなかったのですが(なにしろ大阪では外国人のような気持ちなので)、 座れないから、座席と座布団を手で押さえてくれということでしたので、 その通りにしてあげました。いや、確かにここの予約席は、椅子がはね上がった 状態でそこにざぶとんが置いてあるので、いったんざぶとんをとって座席を倒して、 その上に座布団を置き直さないと座布団が落ちてしまいますし、立ち上がるとき 無造作に立ち上がると座席が上がるので座布団が背もたれとの間を通って床に 落ちてしまうのです。さて、席に落ち着くと、早速、 なにやらすごい臭いのする肉系の食べ物を食べないかと回りに声をかけてきます。 おなかいっぱいだと言って断りましたが、その臭いがすごくて舞台に集中できませんでした。 でも、人は悪くなさそうな感じでした。まあ、おばあちゃんには勝てません。 ひたすら我慢です。第一部が終わったら、離れていたかったので、すぐ席を立って ロビーで休憩。第二部の芝居の間、話しかけられることもなく無事すごしました。 においは相変わらずでしたが。ずいぶん、食べたようでしたが、たくさん 用意してこられたのでしょう。第二部が終わったあとの休憩時間も早速ロビーに避難。 おばあちゃんも席を立ったようなので、早めに席に戻っていたら、なんと アイス最中を購入してご帰還。賽の目に割れるので、小さく割って、 2−4、2−3の人、そして2−2のぼくに一つずつくれると言うのです。 2−3、2−4の人たちは冷たいものは苦手だからと言ってうまく断っていましたが、 ぼくまで同じ理由ではあまりにもまずい!どうしよう、どうしよう……と悩んでいるうちに 断るタイミングを逸し、いただきますと言って受け取ってしまい、 まさか死ぬことはあるまいと思い切って食べました。 話しかけられないように、できるだけ難しそうな顔をしようと努めましたが、 第三部の華麗な踊りをみていると、どうしても顔がだら〜っと蕩けてきてしまいます。 おばあちゃんも安心して話しかけてきました。 京ちゃんがでてきたら、これは真ちゃんの弟だよとかそんな感じで。 とっても親切(^^;。 ところで、おばあちゃんの大きな紙袋は寿美座長と京之介座長へのプレゼントだと いうことがわかりました。それぞれの座長が花道に来たときに、 必死でその紙袋を持ち上げ(手伝おうかと思いましたが、大丈夫でした)、 帯に4つ折りになった一万円札のしわをのばして押し込んでいました。 おばあちゃんは、すっごく嬉しそうでした。 かなり高齢のはずですが(寿美座長は、お花を貰ったとき、両手を あわせて拝んでましたよ…)、ファンの気持ちというのは燃えさかってるんですね。 においには閉口しましたが、そばにいるぼくまで嬉しくなりました。 幕がおりたあと、にっこり、目で挨拶して、さっさと退却いたしました。 ところで、2−3の女性もかなりのファン。何年か前別府で花吹雪をみたときは、 真ちゃんが6年生、京ちゃんが5年生だったとか。 京ちゃんの女形があんまり可愛かったのでてっきり女の子だとばかり思っていたら、 京之介座長が後で、ちゃんと大事なものがついているって言われてびっくりしたそうです。 う〜む、別府までいくんだ……。 そうそう、もうひとりかなりのファンを見かけました。某月某日、 1−1(一番前花道そば)の席に座ったときのことです。1−2〜1−4には、 中年の女性三人が座っていました。彼女たちは春之丞さんのファンで、 彼へのお手紙などをしっかり準備して、踊りの時にお花といっしょに渡していましたが、 その人たちのことではなくて、その3人の方の知り合いの女性で、やはり最前列の 上手側の端に座っておられた方がすごかったんです。 なにしろ王冠のようなものを頭にかぶっておられる!(つい敬語になってしまいます) それよりもすごいのは、 劇団から前売り券のおまけなどでもらう花吹雪カレンダー手ぬぐいとか、 花吹雪タオルなどをたくさん集めて、 それを縫い合わせた手作りの服を着ておられるんです! ぼくの隣の3人の前で、どんな工夫をしているか熱心に説明しておられました。 これは目立つ! 劇団の人にも注目して貰えるのは間違いなしでしょう。 そのほかにも、いつどの劇場に行っても花吹雪を見に来ている常連さんが何人も! 某月某日1−4の席に座ったときは、常連さんのひとりが隣に座られたので見ていたら、 ちゃんとノートを持って観劇! 曲名などをメモしておられました。 いやあ、自分の精進のたらなさを思い知らされました。 (2008.3.27) |
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